外反母趾 / 内反小趾
外反母趾 / 内反小趾
《外反母趾 / 内反小趾とは》
実は多くの方が外反母趾になる前に開張足という状態になっています。「開張足」はあしゆびの動きが奪われることにより、筋肉や靭帯が弱まり横アーチが下がることで、あしゆびの骨と骨の間隔が広がり、 扇を広げたように開いた足の状態のことです。健康な横アーチは下図のように弓なりにすぼまっています。
合わない靴や、正しい靴の履き方が出来ていないと、あしゆびの動きが奪われ、 開帳足になってしまい前足が広がり、ひどい場合は、 前足裏にタコやウオノメができてしまいます。
足指が広がることで母趾や小趾の関節部が靴にあたり、圧迫され炎症や痛み、変形を引き起こしてしまいます。
アーチは筋肉や靭帯の力によって維持していますが、その筋肉や靭帯が弱るとアーチが崩れてしまいます。
アーチの崩れは老化や遺伝だけが原因ではなく、多くは足に合わない靴や、正しい靴の履き方が出来ていない事で、引き起こされています。
あしゆびをしっかりと使う事で、筋肉や靭帯を維持する事が出来るのですが、合わない靴や正しい履き方が出来ていないと、あしゆびが上手く使えなくなってしまいます。あしゆびをしっかりと使うため「足に合った靴」を「正しく履く」事が とても大事です。